ここはWEB上の仮想空間に開設された『播州三木染形紙』の専門展示資料館。
「染形紙」とは、古くから日本各地で染織(せんしょく)に用いられた、柄染めのための道具です。
重ねて張り合わせた和紙を切り抜いた形紙で、綿布などの生地にさまざまな模様を染めあげます。

このサイトでは、
播磨の国(現在の兵庫県)三木(市)で江戸時代以来の伝統を誇った
藍染と染形紙文化の保護と継承を目的に、
その技術の伝承や日本の服飾文化に与えた影響に関する研究成果を収集。
21世紀の今日でも多くの人々を魅了する、斬新で、多彩で、
しかも独創性に富んだそのテキスタイル・デザインの魅力を国内外へ発信すると同時に、
末永く後世にも語り継いでいくことを目指しています。

なお、当サイトの開設に当たりまして、
監修者としてご指導ご助言いただきました、
三木市立みき歴史資料館学芸員ご一同様をはじめ三木市役所市史編纂室の皆様、
さらに寺宝『三木合戦軍図』の撮影・掲載をご快諾くださった法界寺様ならびに
仲介の労を賜りました三木市教育委員会様にも心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

現状ではまだまだ未熟で未完成なサイトですが、
引き続き皆様からの温かいご指導とご支援を賜ることで、
より充実した魅力あるサイトに育ててまいりたいと考えています。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年3月10日

『播州三木染形紙WEB美術館』館長 筒井俊雄